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既往症と医療保険

今は、若くて健康そのものという人でも、いつかは年をとります。

年をとると、何かしら病気がでてきて、病院に通い、治療を受けなければならなくなります。

私が、社会人になりたての頃、「保険、どうしようかな。やっぱり入っておいたほうがいいのかな。

まだ、必要ないかな。」と悩んでいる時、「保険は若いうちに入っておけ」と、母に言われました。

よく聞くと、病気になってしまってからでは、保険に入れないからと説明してくれました。

医療保険に加入する際には、保険会社に既往症を告知する義務があります。

「既往症」というのは、現在、病気を発病していたり、慢性的または断続的なものの長期にわたり

患っている病気、治療を行っている病気、または以前にかかったことのある病気、持病など、

これら全部をひっくるめてそう呼びます。通常、既往症があると、医療保険の加入が難しくなります。

ここで、医療保険への加入が難しいとされる病歴を挙げてみます。

エイズ、妊娠、睡眠呼吸障害、重度の精神障害、心臓病、腎臓病、人工透析、糖尿病の併発症、

肝硬変、多発性脳脊髄硬化症、筋異栄養症、全身皮膚結核、臓器移植の経験がある、肝炎、

赴任治療中等々

ですから、なんの病気にもかかっていない健康なうちに、保険に入っておいた方が、将来安心ですし、

保険料も安くて済むのです。病気を抱えてから、保険に入ろうと思うと、本当に大変ですし、

入れたとしても、保険料は割高になってしまいます。

お祝金特約

医療保険等のCMでよくこのような内容を聞きませんか?

「ずっと病気をせず、元気でいられた方には、お祝い金をプレゼントします。」

このお祝い金とは、健康祝金と呼ばれるもので、決められた期間の間、医療保険を使わなかったとき、

入院給付金の支給を断ったときに支給されるお金のことです。例えば、10年の間、

入院給付金の支給を断り続けると、10年目に10万円のお祝金がもらえます。

「お祝い金」とは、なんとも魅力的な響きで、さぞ得をしたように聞こえますが、本当にお得なのでしょうか。

実際は、自分が支払っている保険料を積み立て、祝い金の時期に還付されるだけです。シンプルに言うと、

自分が払った保険料が手元に戻ってくるというだけです。銀行の預金だと、お金を預けていると、

わずかですが利率が付いて増えていきます。しかし、銀行のように、少し、おまけが上乗せされて

戻ってくるという訳でもないようです。

だからと言って、保険料が割安になるというわけでもありません。

結果、健康祝金はあまり必要ないのでは?という意見が多いのが本当のところです。その分、

自分で銀行に貯金していけば、少しずつですが、利率もつきます。

「手元にお金があると使ってしまうから、お祝い金として受け取るほうが自分にはあっている」という人には、

いいかもしれませんが、一般的には、あまり必要性のないものかもしれません。

近頃は、不景気でどこの家庭も、いかに保険料を減らすかと知恵を絞っていますよね。

それならば、「お祝い金」、「ボーナス」という言葉に惑わされず、本当に自分にあった保険を選ぶことの

ほうが、本当の意味で節約になるのではないでしょうか。


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先進医療特約とは

最近、医療保険のCMでよく耳にする「先進医療」という言葉。気になりますよね。

医療保険は、将来の自分を助ける大事なものなので、よく理解しておきましょう。

先進医療とは、一体、どうゆうことを意味するのでしょうか。

「先進医療」とは、厚生大臣が承認している高度な医療技術のことを言います。

その先進医療の治療を受けた人は、特別に給付金を受取ることができるのが、

「先進医療特約」というものです。手術や治療の際、先進医療を受けたら、

技術料や治療の種類などに応じて、費用を補填してくれます。

先進医療というのは、どのようなものがあるのかというと、ガンに対する先進医療や

骨粗鬆症のセメント治療、インプラント治療、重粒子線治療などがあります。

そもそも、先進医療というものは、医療技術の進歩や時代背景に応じて刻々と変化していくものです。

ですから、今、どのような治療が先進医療に該当するかは、その時その時で違ってきます。

実際には、先進医療を必要とする患者さんは、患者さん全体から見ても、ほんのわずかだそうです。

しかし、そのわずかな人数の中に、自分が入らないと言いきることは誰にもできません。

毎月の保険料は、数百円と安いものが多いので、加入していても、そこまで負担にはならないでしょう。

先進医療特約に加入していたおかげで、高額な先進医療を安心して受けることができ、

病気が完治したという方も大勢おられます。治る可能性があるのに、

金銭面の理由で治療を断念なんて悲しすぎます。

加入前には、どんな治療が先進医療に含まれるのか、きちんと確認しておくことも忘れずに。

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